7月12日、『Getfootballnews』は「セビージャへの移籍話が破談となった フランス代表MFマテュー・ヴァルブエナは、現在多くのクラブと接触している」と報じた。
スペインにルーツを持っており、祖父母がバジャドリーに住んでいることでも知られる ヴァルブエナ。彼自身はスペインへの移籍を求めていると報じられており、セビージャ、バレンシアと交渉を進めていることが明らかとなっていた。
しかし先日セビージャのスポーツディレクターを務めるモンチ氏が、給与が高額すぎることを理由に交渉から撤退することを表明。リーガ・エスパニョーラでの選択肢はバレンシアに絞られた。
だが一方でイタリアからも彼の獲得を目指すクラブが表れているようだ。フランス人監督ルディ・ガルシア氏が率いるローマは彼に対して600万ユーロ(およそ8億4000万円)のオファーを送っており(ただしマルセイユが断っている)、またACミランとフィオレンティーナも ヴァルブエナに興味を持っていることが伝えられている。
また、これらに関しては ヴァルブエナ側が前向きではないものの、トルコの2チームとディナモ・モスクワ、ウェストハム・ユナイテッドからもオファーが舞い込んでいるとのことで、まだまだ引く手数多であるのは変わらないようである。