7月10日、『Skysports』は「イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、エクアドル代表FW エネル・バレンシアの獲得に迫っている」と報じた。
エネル・レンベルト・バレンシア・ラストラ、通称”エネル・バレンシア”は1989年生まれの24歳。現在行われているワールドカップでエクアドル代表はグループステージ敗退となったものの、4得点のうち3つを叩き出し注目を集めた。特に圧倒的なスピードとジャンプ力は話題となった。
彼に対してはFCポルト、エヴァートン、ニューカッスル、ストーク・シティ、バレンシア(ややこしい)など様々なクラブが興味を示していたとのことだが、記事によればもっとも獲得に近いのはウェストハム・ユナイテッドであるという。
エネル・バレンシアが所属するパチューカの会長ヘスス・マルティネス氏がイングランドへの移籍に近いことを『Ecuagol』の取材に対して明らかにしている。
ヘスス・マルティネス パチューカ会長
「 エネル・バレンシアに対しては様々なオファーが来ている。我々が求める条件に最も近付いているのはイングランドのクラブだ。我々は合意までの大きなステップを踏んでいる。
彼にとってもクラブにとっても良い、現実的な落としどころを探している。彼がいくらで買われるかということは、メキシコリーグ全ての価値に関わってくるからね。彼がヨーロッパの大きなクラブに買われた場合には、その利益の一部を受け取りたい。
価格については話さないが、彼が売られるとすればメキシコサッカー史上最も高額な移籍金となるだろう。そうでなければ放出はしない」