『美学生図鑑』×Qolyのコラボレーション企画、ユニフォーム美女特集も今回が4回目。
これまで、サッカーと様々な接点を持つ美女のショットをお届けしてきたが、今回登場していただく女性はガンバ大阪でスタッフとして活躍している。名前は「さくら」だが生粋のガンバ大阪サポーター、高橋さくらさんの素顔に迫ろう。
高橋さくらさんは1994年2月2日生まれの20歳。大阪府吹田市生まれの大学3年生で、ガンバ大阪の熱烈なファンだ。誕生日について「吉原宏太さんと同じなんですよ!」と食い気味に話すその瞳を見て、私は彼女が“本物"であることを悟った。
彼女とガンバ大阪との出会いは小学生低学年の時だ。それまでスポーツに全く興味のなかった高橋さんだが、地元の小学校にガンバ大阪の選手が地域活動の一環で訪れ、選手たちと触れ合ったのだ。そして彼女は万博記念競技場の招待チケットを手に入れる。このチケットが彼女の人生を大きく変えるチケットになることを、この時は知る由もなかった。
2003年某日、万博記念競技場に訪れた高橋さんは小学生ながらスタジアムの雰囲気に心を奪われたという。
「今だからこそ思うのは、当時はスタジアムの環境もまだ全然整っておらず、ゴール裏も芝生だったんです。それでも、私を熱くさせる雰囲気があった。当時はバックスタンドで見ていたのですが、特にゴール裏でサポーターの人たちがずっと叫んでいるのを見て、もうダメでした(笑)」
以降、高橋さんの生活は変わった。小学校4年生から地元の女子サッカー部に入り、休み時間には一目散にグラウンドへと走り、男子と一緒にサッカーをしていたという。なでしこジャパンが今ほど取り沙汰されていない時代である。女子サッカーの地位は決して高いとはいえなかった。しかし、それでも「楽しかったから気にすることはありませんでした」と語る彼女は高校生の途中までプレーヤーを経験した。
そして、ガンバへの想いも変わらなかった。何よりもガンバが好きでどこよりも万博が好きな彼女のもとに、これ以上ない誕生日プレゼントが届く。
なんと、小学校5年生の時に両親からガンバ大阪の年間チケットを買ってもらったそうなのだ。2月2日といえば、Jリーグのシーズン前だ。これからスタートする新シーズンを前に、彼女は最強のアイテムをゲットしたのだ。その年、高橋さんは万博での試合を皆勤し、全てのマッチデープログラムを今でも大切に保管しているという。
2005年のガンバ大阪といえば、最終節で劇的な優勝を果たしたあの伝説的なシーズンである。年間パスポート初年度でガンバ大阪の戴冠を目の当たりにした彼女には、ガンバ大阪というクラブを好きになる要素は全て整っていたのだ。高橋さんは愛するクラブについて、こう語る。
「ガンバは私の生活の一部になっているんです。毎週末万博に行って、アウェイの日は家でスカパー!を見て…。ガンバのこと話してたら止まらないんですよ、ウチ(笑)」