マンチェスター・ユナイテッドの新星アドナン・ヤヌザイに対し、死の脅迫が届いたと英国『Mail Online』が伝えている。

苦境のユナイテッドにおいて唯一の希望であったヤヌザイは、昨シーズン27試合に出場し4得点。随所でその才能を閃かせ、現在行われているブラジルW杯でもベルギー代表の一員として帯同した。結局試合に出場することはなかったが、来る4年後の大会に向け大きなステップを踏み出した。

そんなヤヌザイといえば、話題になったのが代表選択の問題だ。ヤヌザイには複数の代表チームでプレーできる選択しがあり、どの代表チームを選択するかに大きな注目が集まっていた。結局ヤヌザイは、マルク・ウィルモッツ監督の説得によりベルギー代表を選択し、先日国際Aマッチデビューを果たしたが、そのことに納得できない輩が卑劣な行為に出たという。

記事によれば、主犯はヤヌザイにはコソボ系アルバニア人で、今後コソボに近付けば命の保証はないと警告してきたという。ヤヌザイは父親がコソボ系アルバニア人であり、彼の代表選択を強く願っていたためと思われるが…姑息な手というしかない。

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