6月27日、『AP』は「財政破たんのために降格処分を受けると発表していたヴァランシエンヌは、4部への降格が言い渡される予定だ」と報じた。

26日、ヴァランシエンヌは公式サイトでクラブが降格処分を受けることを発表。以前から財政危機が報じられてきたヴァランシエンヌは、今季リーグ・アンで19位となり降格。今夏債務超過に陥り資金の調達にも失敗、裁判所に破産の申し立てを行っている。

以前からヴァランシエンヌはDNCG(Direction Nationale du Contrôle de Gestion、フランスリーグ所属のクラブの経営を監視する組織)の監視下にあり、債務超過の場合には3部降格となると発表されていた。また、ヴァランシエンヌの発表では処分を受けるとだけ書かれていた。

しかし、今回の報道によれば、来週の間にクラブに対してはCFA(Championat de France Amateur、実質4部)への降格が言い渡される予定になっているとのことである。

なお、ヴァランシエンヌ側はこれに控訴する権利を持っており、処分が完全に確定されたわけではない。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介