ミランは、バレンシアに所属するアルゼンチン代表MF、エベル・バネガに興味を示しているようだ。
近年代表チームに定着しながら、26名の候補メンバーから23名の最終登録メンバーに絞られる段階で落選し、残念ながら自身初のW杯出場はならなかったバネガ。
イタリアの『Corriere dello Sport』と『Tuttosport』によると、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ副会長は、昨シーズンをローン先のニューウェルス・オールドボーイズで過ごした25歳のゲームメーカーを巡り、所属元のバレンシアと交渉を進めている。
バレンシアとの契約期間は残り1年となっており、限られた資金の中で最大限の補強を目指すガッリアーニ副会長にとって、手頃な価格で手に入れられそうなバネガは興味深い存在に違いない。
ただし、ミランは今年1月から半年間のローンで加入し、印象的なパフォーマンスを見せたQPRのアデル・ターラブ獲得を優先的に考えており、バネガの取引はそちらの交渉に左右されることになりそうだ。