6月11日、リーガ・エスパニョーラのバルセロナは「中国の家電小売業者、蘇寧電器とスポンサー契約を結んだ」と発表した。契約期間は3年。

バルセロナと契約を結んだ蘇寧電器(Suning)は、1990年に南京で設立され、2007年に深圳証券取引所に上場した企業。18万人のスタッフを抱えている中国最大の民間家電小売業者であり、2009年には日本でラオックスを買収したことでも知られている。

なお、クラブの歴史上中国の企業とスポンサー契約を結んだのはこれが初めてとなる。

蘇寧電機はこのパートナーシップを下地とし、中国での若年層向けスポーツ振興やマーケティング、メディア露出、ライセンス管理などを行い、さらにサッカーキャンプや大会の設立などを行うことを計画。またバルセロナのサポーターが集まるWEBサイトを開設するとともに、クラブグッズなどを販売するショップを設置する予定である。

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