『Tuttosport』は「イタリア・セリエAのミランは、人件費削減のため少なくともカカ、本田圭佑のどちらかを放出する方針である」と報じた。
記事によれば、ミランの会長を務めているシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、昨季の低迷から発生した損失を補うため、給与の高い選手を放出する準備を進めているとのこと。
ミランは今季チャンピオンズリーグのみならずヨーロッパリーグの出場権も獲得できなかったため、予算の削減が必要となる。さらに現在パリ・サンジェルマンからフランス代表FWジェレミ・メネズを獲得する可能性が高まっており、加えて来季は4-3-3の使用が予想されることで、前線の人員を整理する必要が生まれている。
日本代表選手の本田圭佑については、契約が2017年まで残っていることから、場合によっては1000万ユーロ以上での売却が可能と見ているという。しかし、そのためには本田圭佑がワールドカップで活躍することが必須となる。
カカはミランとの契約が残り一年となっており、今夏は2015年にアメリカ・メジャーリーグサッカーに参入することが決まっているオーランド・シティFCへの移籍が噂されている。【Qolyインタビュー】2度目のトライアウトも持ち味を発揮。J2鹿児島ユナイテッドMF中原秀人「鹿児島のファン、サポーターの方々のおかげ」と感謝