5月26日、『Skysports』は「マンチェスター・ユナイテッドに所属しているイングランド代表FWダニー・ウェルベックは、クラブでは希望するポジションで起用されずフラストレーションが溜まっていると明かした」と報じた。
今季24試合に出場し9ゴールを決めたウェルベックであるが、ユナイテッドではこれまで主に中盤のサイドで起用される機会が多い。彼は「イングランド代表での3トップと比べて守備をする機会が多く、それが難しい状況になっている」と話した。
ダニー・ウェルベック
「それはフラストレーションが溜まることだ。あるポジションでプレーしたいという希望があっても、そのチャンスがもらえないというのはね。誰にとっても同じだろう。プレーしているポジションが、本当は好きではないという場合は。
僕は中央でプレーしたい。僕は暫くの間左サイドでプレーしているが、より前のポジションで賭けていきたい。
僕の得点確率は、イングランド代表でのほうがいいはずだ。3枚の中盤と3トップだから、より自由に上がれるし、ディフェンスのカバーをする機会も少ないからだ。
ユナイテッドでは、4枚の中盤の左サイドというポジションが多い。2枚のセンターハーフしかいない状況は、僕にとっては少し難しい。中央に走ってゴールを奪うということと同時に、ディフェンスの義務をうまくこなすということを考えなければならないからだ。
おそらく、ユナイテッドよりもイングランド代表でのほうが、少しだけあの拘束から開放されることになる。
(モイーズ前監督に「十分に練習していない」と批判されたことは?)
正直に言えば非常に驚いた。彼がそう言う前にも、僕は居残り練習をしていたよ。おそらく彼はそれを全く見ていなかったんだろう。
僕はマンチェスター・ユナイテッドでプロフェッショナルとして育成された。そして、その間常に居残り練習をしてきたんだ。トレーニングの後に居残りをすることは自分で決めている。そして、それをモイーズは見ていない。僕はジムでもピッチでも練習していたよ」