5月24日、『RTL』は「バイエルン・ミュンヘンでプレーしているベルギー代表DFダニエル・ヴァン・ブイテンは、来月行われるワールドカップを最後に代表を引退すると明らかにした」と報じた。

ダニエル・ファン・ブイテンは1978年生まれの36歳。2001年に期待の若手としてベルギー代表に選出され、2002年、2010年とワールドカップ2大会に出場。200cm近い体躯を持つセンターバックとして知られている。

2006年に加入したバイエルン・ミュンヘンには8シーズンに渡って所属。近年は出番の絶対量こそ減少しているものの、ディフェンス面で高い信頼を得ていた。バイエルンとの契約については契約については6月30日に満了を迎えるが、来季の去就についてはまだ未定であると話している。


ダニエル・ファン・ブイテン

「これは、私にとってベルギー代表での最後の大きな大会だ。頭のなかでは、自分がもう37歳であることは分かっている。自分のキャリアには非常に満足しているよ。

ワールドカップで始まり、ワールドカップで終わる。こんなに素晴らしいことがあるものか。いい形ですべてを終えて、若者に場所を譲りたいと思う。

(バイエルンとの契約、あるいは来季の去就は?)

ワールドカップの後になれば、どうなるかわかるだろう。私もクラブも、今季の最後はワールドカップに集中したいということで一致している。

バイエルンに残ることが最優先ではある。ただ、最近は家族との時間の重要性が増していることも理解している。今のところは、何もわからない。将来所属するクラブのことは話すことができない。

現役引退の日が近づいているのも分かっている。そこには何のプレッシャーもない。どうしたいかは自分で決めたい。

(代表チームでは?)

他の選手とたくさん話している。彼らは、食事や休息などが非常に大事だということに気づかなければならない。リラックスする時間は、仕事をするのと同じくらい重要なんだ。

この若いグループの中に入れるのは、とても嬉しいことだね。自分では、それほど年をとったようには感じないよ。

落選したティミー・シモンスにとっては不運だったね。しかし、我々はコーチの選択を尊重しなくてはいけないから」


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