5月18日、『Skysports Italia』は「ACミランの監督をつとめているクラレンス・セードルフ氏は、来季の去就については今月末までに明らかになると話した」と報じた。
今季途中にACミランの監督に就任したクラレンス・セードルフ。混乱するチームの立て直しにかかるも、期待されたような結果を得ることはできず、最終的にはヨーロッパリーグの出場権も逃してしまった。
最近ではゼニト・サンクトペテルブルクの監督を解任されたルチアーノ・スパレッティ氏とクラブが接触しているという報道もあり、セードルフ氏は今季限りで職を離れることになるのではないかと言われている。
最終節を終えたセードルフ氏は去就に関する質問に答え、「今月末にはわかる」と話した。
『Skysports Italia』
クラレンス・セードルフ ACミラン監督
「今日は最初から目標を失っている試合だった。選手たちはこの難しい状況で本当によくやった。後半戦で得たポイントは価値がある。
(来季の去就については?)
メディアを通じてクラブと話すつもりはない。何ヶ月もそう話してきた。今日もその点については何の変更もない。
今を持ってすべてのインタビューは終了だ。そして旨い寿司でも食べに行って、明日はリラックスして、テニスでもする。そして、それから準備しなければならないものをクラブとともに準備するのだ。
去就の件については、今後数日間でより判明してくるだろう。月末までには、今の事態について議論し、戦略を立てるつもりだ。
私は常に成長したい。選手たちから学び、弱点を潰していきたい。コーチになってもそれは同じだ。私はとても好奇心が強く、挑戦を愛している。学習意欲に終わりはない。
ロッカールームで反対側に立つのはとても新しい経験だった。しかし、どうにか結束力のあるグループは形成することができたし、非常にポジティブだ。
私は、すべての選手が幸せな状態にあるチームでプレーしたことはない。しかし、それは団結力がないことを意味しない。
レアル・マドリーでのことを覚えている。少なくとも5名ほどは不幸な状況にあったが、しかしその残りが団結していれば、しっかりグループとして成り立つものだ」