17日にオランダ・アムステルダムアレナでエクアドルと親善試合を行ったオランダ。

0-1とビハインドで迎えた前半38分、オランダ代表のキャプテン、ロビン・ファン・ペルシー(マンチェスター・ユナイテッド/ENG)が文字通り“半端ない"ゴールを決めた。

ヨルディ・クラーシ(フェイエノールト)からのロングパスをバランスを崩すことなく完璧な胸トラップでコントロールすると、ボールの落ち際を素早く左足で振り抜きゴールへ突き刺した。

超人的なスーパーゴールを決めたファン・ペルシーだが、

「ゴールよりもパスだね。全てはあのパスから始まった。ファンタスティックで正真正銘のワールドクラス。僕があんなゴールを決められたのもあのパスのお陰さ」

と、負傷によりワールドカップ出場を逃したケヴィン・ストロートマン(ローマ/ITA)の代替として期待されるクラーシを称賛。

試合後にユナイテッドでのチームメイト、バレンシアとユニフォーム交換するファン・ペルシー

試合はそのまま1-1の引き分けで終了。アリエン・ロッベン(バイエルン/GER)、ヴェスリー・スナイデル(ガラタサライ/TUR)ら主力が所属クラブの都合により不在のため、既にシーズンを終えている国内組中心でこの試合に臨んだオランダ。ルイス・ファン・ハール監督はウィングを置かない「5-3-2」のシステムを試したが、最後まで完璧にはフィットしなかった。

オランダはこの後31日にガーナ、来月4日にウェールズと強化試合を行い、スペイン、オーストラリア、チリと同組のワールドカップ本大会を迎えることになっている。

試合ハイライト

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