イタリア代表として49試合に出場し23ゴールを記録するなど、短い期間ではあるが「世界最高のストライカー」とも評されたクリスティアン・ヴィエリ氏。
キャリアを通じてリーグ優勝はユヴェントス時代のわずか1回(1996–97)に終わったが、“重戦車"のようなプレーは常に相手チームの脅威になり続け、FIFAの創設100周年を記念してペレ氏が選んだ『偉大なサッカー選手100人』にも選ばれている。(選出時点で存命しているのが条件だったため、実際には125人が選ばれた)
2009年にアタランタで引退した後は、現役時代にパオロ・マルディーニと立ち上げたファッションブランド「SWEET YEARS」やレストランを経営しており、今月には同ブランドのよりカジュアル向けの新ライン「SY32 by SWEET YEARS」のPRのため来日。原宿でトークショーなどを行った。
その後はアメリカへ渡ったようで、16日にはこんな写真を自身のInstagramへ投稿している。
NBAのプレーオフ、東カンファレンス準決勝第5戦のマイアミ・ヒート対ブルックリン・ネッツを観戦した様子のヴィエリ氏。
レブロン・ジェームズの写真に映り込んだ自分を○で囲み、 “Bobo at the heat game... Fucking incredibile"と、残り4分49秒で83-91という状況からヒートが見事な逆転勝利を収めた試合に興奮を表した。
・・・本当に本人なのかは不明だが、最近の投稿を見ると確かにふっくらした様子が伺える。
こちらは今月初め、サウジアラビアのジッダで再会した元アッズーリの面々。ファビオ・カンナヴァーロ、ジェンナーロ・ガットゥーゾ、マルコ・マテラッツィ、そして現在ドバイに住み育成機関のディレクターなどを務めている元スペイン代表のミチェル・サルガド。(左奥は?)
Dubai airport
pic.twitter.com/6nnM3EBMcw
— Fabio Cannavaro (@fabiocannavaro)
2014, 5月 2
カンナヴァーロのTwitterより。
このように比較的ピッチと離れた第二の人生を送っているヴィエリ氏だが、今年2月には自身のTwitterで、監督ライセンスの取得に向けてコヴェルチャーノ(※イタリアサッカー協会のトレーニングセンターがある)へ通うことを表明。いずれは上記のガットゥーゾや親友でミランのプリマヴェーラを率いているフィリッポ・インザーギなどと、選手時代とは違う立場で対戦する日が来るかもしれない。