『Guardian』によれば、リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督はこの夏にスカッドの一掃を準備しているという。

チームに在籍する10人以上の選手(ただしローン組がメイン)の将来が不確定な状況になっている一方、ロジャーズは来季のチャンピオンズリーグ参戦に向けてクオリティーを持った選手たちとの契約を望んでいるとのことだ。

今季リヴァプールは優勝こそ逃したもののリーグ2位に躍進したが、それがロジャーズのスカッド一掃を思い留まらせることにはならないだろうとして、昨年夏にチームに加わったばかりのイアゴ・アスパスとルイス・アルベルトのスペイン人デュオの放出さえも準備していると伝えている。

ロジャーズはCL参戦に向けて量より質の選手たちと契約したい意向を秘めており、印象を与えられなかった選手たちへのオファーを検討するだろうとのこと。すべての選手が退団しそうというわけでもないが、最高で12人程度の選手たちの将来が不確かな状況になっているそう。

昨年夏の移籍で失望を与えた選手、イアゴ・アスパスとルイス・アルベルト、そしてコロ・トゥレらは1シーズンでクラブを去る可能性もあるが、若手DFチアゴ・イロリはもう1シーズン他のクラブへローンされることが許されるだろうとされている。

900万ユーロでセルタから加入したイアゴ・アスパスだが出場もままならない状況で、26歳であることからもう1年ベンチで過ごすような時間はなく、スペイン帰還の道は開かれているだろうとも伝えている。

ルイス・アルベルトはセビージャから680万ユーロで移籍してきたものの、プレミアでの先発出場は0。こちらはまだ21歳であることから、ローン移籍を考慮するだろうとのこと。

そして、33歳のベテランであるトゥレはリーグ20試合に出場したが、今後についてロジャーズ監督と話し合う必要があると自身も認めているそうだ。トゥレの契約は2015年6月末までとなっている。

その他、GKペペ・レイナ、DFセバスティアン・コアテス、MFスソ、FWファビオ・ボリーニ、FWウサマ・アサイディら他クラブへローンされた選手たちへのオファーもオープンな状況だという。

そして、今季しばしば監督から見落とされた(起用されなかった?)DFダニエル・アッガーとマーティン・ケリー(怪我もあったはずだが)の状況も不確かなものになっており、ローン加入組のヴィクター・モーゼス(fromチェルシー) とアリ・シソコ(fromバレンシア)についてもこれ以上の保有(買い取り)などはないだろうとのことだ。

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