Africanfootball』は「コンゴ民主共和国リーグ(LINAFOOT)、プレーオフ第6節の試合で大規模な暴動が発生し、15名の観客が死亡した」と報じた。

事件が発生したのは5月11日に行われたヴィータ・クラブ対TPマゼンベの試合。アウェイのマゼンベが前半34分にガーナ人FWグラッドソン・アワコのゴールで先制し、0-1のまま時間はロスタイムに突入。

すると負けているヴィータ・クラブのサポーターがピッチ内に多くのものを投げ込み始めて試合は中断となり、スタンドでも衝突が発生した。

事態に対処するため、警察が催涙弾を発射すると、それから逃れようとする群衆が一斉に動き、客席の端に殺到。その衝撃によってスタジアムの壁が崩壊したという。

これに巻き込まれたサポーターも含め、15名の死者と21名の負傷者を出す大惨事となった。

ヴィータ・クラブとTPマゼンベはCAFチャンピオンズリーグでも同組に入っており、8月23日には再び同じカードの試合が行われる予定であった。しかしこの事件を受けて、連盟は試合を無観客で行う方針であるという。

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