1860ミュンヘン所属の日本代表FW、大迫勇也が今季終了後にクラブを退団する可能性が浮上した。

11日、今季最終戦のウニオン・ベルリン戦を迎える1860ミュンヘン。現在勝ち点47で7位と1部昇格の可能性はなく、クラブ加入以降14試合で6得点の活躍をみせた大迫に1部のクラブが注目しているという。

移籍の可能性を報じるのは地元ミュンヘンの『Abendzeitung』。報道によれば、大迫と1860ミュンヘンの契約には160万ユーロ(=約2億円)の売却条項が設定されており、ケルン、アウクスブルク、ドルトムントが興味を示しているとのこと。特にケルンがもっとも興味を抱いているという。マルクス・フォン・アーレン監督は以下のように『Abendzeitung』で語っている。

「売却条項があるため、我々のもとを離れる可能性がある。彼は完璧なストライカーで我々にとって素晴らしい加入だった。勇也が慣れるためにあと1年我々と共にやってくれることを信じているし、それについての話もしているよ。彼の望みはもっとしっかりしたものだ。しかし、彼は自らの道にとって良いものが何か知ることになるはずさ」

スポーツディレクターのゲルハルト・ポシュナーは来季アタッカーを2、3人獲得する以降を示している。これは来季4-3-3へチームが完全なシステム変更することを目指しているからだ。たとえ新加入選手が加わったとしても、実績のある大迫がそのファーストチョイスであるのは間違いない。しかし、大迫が退団するとなれば代わりのストライカーを獲得しなければならないため、「売却するなら早めに・・」というクラブ側の意図が少し見え隠れしているともいえるだろう。

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