チェルシーがアトレティコ・マドリーのFW、ジエゴ・コスタに興味を抱いているのは周知の事実だが、獲得が実現しなかった場合はインテルのストライカー、マウロ・イカルディ獲得に動く可能性があるようだ。『Football Direct News』が報じている。
21歳のイカルディは昨年の夏にサンプドリアからインテルへ移籍。リーグ戦21試合で9ゴールを記録しているが、スタメン出場は11試合とヴァルテル・マッツァーリ監督の信頼はそれほど厚くない。昨季はサンプドリアで31試合に出場し10ゴールを奪っている事から、「インテルであれば出場機会を得られればもっと得点できた」と才能を高く評価されている。
チェルシーが今夏FW陣の整備に着手することは間違いない。サミュエル・エトーとデンバ・バは今夏で契約が満了する。フェルナンド・トーレスとロメル・ルカクは恐らく売却され、彼らの売却益が新戦力獲得の費用へと充てられる見込みだ。イカルディは非常に高いポテンシャルを有する若手だが、モウリーニョはまずジエゴ・コスタの獲得を優先しているようであり、恐らくイカルディ獲得に向かう場合はジエゴ・コスタの獲得に失敗した時となるようだ。