7日、『Telegraph』はアーセナルがハビ・マルティネス獲得に向けてバイエルンにアプローチすると伝えた。

ヴェンゲル監督はこの夏の移籍市場におけるプライオリティーとして2人のセントラルミッドフィルダーに目星をつけているそうで、1人はレヴァークーゼンのMFラース・ベンダー。そして、2人目がハビ・マルティネスだそうで、25歳のスペイン代表MFはグアルディオラ体制下でのチームで確固たるレギュラーポジションを掴めていないことから、ヴェンゲルはバイエルンに売却の意思があるか否かを知りたがっているという。

2012年夏にバイエルンに加入したマルティネスの契約はまだ3年残っているというが、ドイツの情報源によればグアルディオラ体制下での役割に不満を持っているともされているそう。 マルティネスも今季から自身の役割がいくぶん変わったことを認めており、 「もはやピッチ上で自分には多くの自由はない。あまり前に行けず、僕のゲームはちょっとばかり動きがない。 監督(グアルディオラ)は僕がセンターのポジションならどこでもプレーできると信じている。 僕は必要とされるところでプレーすることになるだろう」と話しているという。

アーセナルの中盤ではここ3シーズンほどミケル・アルテタが賞賛に値するプレーを見せてきたが、 ヴェンゲルはアーロン・ラムジーのそばでプレーする威圧的な存在のMFをこの夏スカッドに加えたがっているとも同紙では伝えている。

また、マルティネスにはマンチェスター・シティやPSGといったビッグクラブも興味を示しているとされているそう。そのうえで、例えペップの構想内で重要な存在でなかったとしても、バイエルンとしては損を被る形での売却は考慮しないだろうとも伝えている。

つまり“買う”なら4000万ユーロ(ビルバオからの獲得金額)ほどは必要になるということだろうか…

 


【関連記事】アーセナル、29億円でドイツ代表MFラース・ベンダーにオファーか

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介