来季、チャンピオンズリーグの舞台に復帰するリヴァプールは、夏の移籍ウインドウで大型補強に打って出るようだ。リヴァプールの指揮官、ブレンダン・ロジャーズはチャンピオンズリーグでも成果を出すために現在のスカッドの強化を検討していると『Daily Mail』が報じている。
ロジャーズには総額6000万ポンド(=約103億円)の資金が手渡されるとみられており、この資金を利用して6人の選手の獲得に向かうと報じられている。6人の中には4人のイングランド代表が含まれており、北アイルランド出身の指揮官にとって忙しい夏となりそうだ。
まず最初のターゲットはカーディフ・シティのキャプテン、スティーヴン・コーカーだ。コーカーとロジャーズはスウォンジー時代に一緒に戦っている。カーディフは降格が決定しており、全試合に出場して評価を高めたコーカーを、古巣トッテナムが買い戻そうとしているという噂もある。
DFとしては、スポルティングのアルゼンチン人DF、マルコス・ロホ、サウサンプトンのルーク・ショウ、そしてマンチェスター・シティのマイカー・リチャーズも獲得候補のようだ。
今季大ブレイクを果たしてイングランド代表まで上り詰めたアダム・ララーナもターゲットの1人。ロジャーズとしてはララナをスティーヴン・ジェラードの後継者としたい考えであるという。
1月のマーケットでも噂となったドニプロのウクライナ代表FW、エフゲン・コノプリャンカには引き続き関心を寄せている様子。チェルシーからローンで加入中のヴィクター・モーゼスの残留に失敗した場合に本格的に動く見込みであるとのこと。
上記の名前を見れば、決して派手な補強に打って出るとは言い難いところだが、ロジャーズは現在のチームにクオリティの高い選手を加えたチームで欧州の舞台へ打って出たい意向のようだ。