5月2日、『Australian』は「ニュージーランド代表は、新監督にグラハム・アーノルド氏を迎える意向を示している」と報じた。

先日ベガルタ仙台の監督を退任したことで知られるグラハム・アーノルド氏に対しては、多くのクラブが興味を持っていると報じられている。

最も可能性が高いと言われていたのはAリーグのニューカッスル・ジェッツであったが、クラブは公式にアーノルド氏との交渉が合意に至らなかったことを発表し、撤退を決定した。

もう一つの有力候補と言われているのは、今季限りでフランク・ファリーナ監督の退任を決めたシドニーFC。しかしこちらも正式なオファーには至っておらず、現段階で確実性のあるものではないとのことだ。

そして今回アーノルド氏との契約に前向きであると報じられたのが、2014年ワールドカップ予選では大陸間プレーオフで敗れて出場を逃したニュージーランド代表である。

ニュージーランドは2005年から長らくリッキー・ハーバート氏に率いられてきたものの、彼は昨年のプレーオフで敗退した後に監督業からの引退を表明し、兼任していたウェリントン・フェニックスの仕事からも離れた。現在は暫定的にU-23代表監督のニール・エンブレン氏がチームを率いている状態にある。

2018年ワールドカップの出場を目指すニュージーランド代表は、オーストラリアで最高の戦術家と言われるアーノルド氏を指揮官に迎えるため、政府による支援も受けているという。

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