4月30日、『Vanguard』は「ナイジェリアサッカー連盟は、2010年ワールドカップ予選で八百長シンジケートに支援を受けたという疑惑を否定した」と報じた。
29日、八百長シンジケートのメンバーであったラジ・ペルマル氏によって書かれた本に「ナイジェリアとホンジュラスのワールドカップ予選突破を支援した」との記載があったことが報じられた。
しかし、当時ナイジェリアサッカー連盟の会長を務めていたアルハジ・サニ・ルル氏は『Vanguard』の取材に対して疑惑を強く否定。その後連盟も弁護士を通して公式に声明を発表し、法的措置に出ることも示唆した。
Vanguard
アルハジ・サニ・ルル ナイジェリアサッカー連盟元会長
「それらはスーパー・イーグルスがプレーした試合ではない。私はそんな組織は知らない。もしペルマルが何かをしたと言っても、私は知らない。
私が言えるのは、我々は熱心に働いたからこそ、資格を得ることができたという事実だけだ。連盟で行ったあらゆる処理の証拠を出させてもいい。
私はすべて法的に認められた手続きを行った。我々はワールドカップの前に3つの親善試合を行った。オーストリアとサウジアラビア、そしてロンドンでコロンビアと。その後、ワールドカップで韓国と戦った。我々は試合に必要な10万ドルをコロンビアに支払った。
すべての経過において、ラジ・ペルマルと呼ばれている男とは誰も会っていない。彼のことは知らない」
Vanguard
ムサ・アマドゥ ナイジェリアサッカー連盟弁護士
「我々はシンガポール人によって架空の追求を受けている。彼は自身の不正な活動のために有罪判決を受け、刑務所で時間を過ごしてきた。
スーパー・イーグルスは、2010年ワールドカップの出場資格を得るにあたって、予選中にペルマル氏とは全く関係はなく、彼の主張には全く真実がないと言える。ペルマル氏の声明はナンセンスで、何も根拠がない。
もしこの本がサッカー連盟、選手、ナイジェリアという国のイメージを貶めるものであれば、我々は適切な処置を講じることになる」