4月28日、『Reuters』は「レスター・シティに所属する元イングランド代表FWケヴィン・フィリップスは、今季限りでの現役引退を表明した」と報じた。
ケヴィン・フィリップスは1973年生まれの40歳。1997年から所属したサンダーランドでナイアル・クインとののツートップを組んで活躍し、イングランド代表にも選出されたストライカー。99/00シーズンにはプレミアリーグで30得点を記録し、イングランド人唯一の欧州ゴールデンブーツ賞を獲得している。
昨年はクリスタル・パレスに加入し、今年1月にレスター・シティへと移籍。今年は主にスーパーサブとして11試合に出場し2ゴールを記録。レスター・シティのプレミアリーグ昇格に貢献した。
なお、フィリップス選手は引退後もレスター・シティに残り、コーチングスタッフを務める予定となっている。
Reuters
ケヴィン・フィリップス
「プロ・フットボーラーとしての素晴らしい20年を過ごし、私は引退を発表することに決めた。
レスターでの最後の試合となる土曜日(ドンカスター戦)、本拠地でチャンピオンシップのタイトルを勝ち取る。それは完璧な引退の道になりそうだ。
家族、ナイジェル・ピアソン監督、そして代理人と相談し、たくさん悩んだ。そして、私は『時が来た』と思ったんだ。
私は7月で41歳になる。そして自分で感じている。足首は痛いし、体もそんなものだ。どこも簡単な状況じゃなくてね」