4月28日、シドニーFCに所属している元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロが、自身のウェブサイトでオーストラリアを離れることを表明した。

今夏、デル・ピエロの契約延長が行われる可能性が低いことはこれまで何ヶ月にも渡って報じられてきた。

来年40歳になるデル・ピエロは今季細かい怪我が多くなり、パフォーマンスも昨年ほどではなく、シドニーFCが高年俸の彼を留めておくことに前向きではなかったという。

しかし、シドニーFCはデル・ピエロとの別れを望んでいるわけではないという。『Fox Sports』によれば、シドニーFCは「デル・ピエロとの関係を継続する」ことを目指しているとのこと。

ただし、それは指導者として迎え入れるという方針を意味しない。いくつかの大使としての役割と共に、設立されるアカデミーでの仕事を打診される可能性が高いとのことだ。

なお、マレーシアのクラブから現役選手としてのオファーが送られてきており、デル・ピエロがそれを検討していると報じられている。

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