レアル・マドリーは今年夏の移籍市場において、マンチェスター・シティのストライカー、セルヒオ・アグエロの獲得を目指している。今季のマドリーは、ベンゼマ、ベイル、クリスティアーノ・ロナウドの「BBC」が話題となっているが、フロレンティーノ・ペレス会長としてはこれを「ABC」へ移行したいようだ。

『Mirror』によると、マドリーは現在のレギュラーであるフランス代表FW、カリム・ベンゼマをPSGへ売却する準備が整っており、その移籍金は3500万ポンド(およそ60億円)と報じられている。

そして、この移籍金はアグエロの移籍をマンチェスター・シティに説得させるための資金に使われると見られている。25歳のアルゼンチン代表FWは、2011年の夏に3800万ポンド(およそ66億円)の移籍金でシティへ加入したが、その前はアトレティコ・マドリーでプレーしており、スペインの首都で5年間を過ごしている。

マドリーのペレス会長はPSG上層部と水面下で交渉をしており、そちらがまとまり次第アグエロの交渉に取りかかるとのことだ。

だが、シティ側はスター選手の放出はないと断言しており、彼の怪我による離脱とともにチームの成績も伸び悩んでいることから、アグエロがチームの将来にとって大切な存在であるとしている。


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