マンチェスター・ユナイテッドの指揮官、デイヴィッド・モイーズ監督が解任される可能性が浮上。英国メディアが一斉に報道している。

『Daily Mail』によれば、ユナイテッドはモイーズの解任の準備を進めており、今週末のノリッジ戦よりも前に決断される可能性があるとのこと。なお、モイーズが解任された場合、シーズン終了まで選手兼コーチのライアン・ギグスが暫定的に指揮を取る可能性があるようだ。

前監督のサー・アレックス・ファーガソン後任に指名されて今季からユナイテッドの指揮官に就任したモイーズだが、先週末にモイーズ監督の古巣であるエヴァートンに逆転負けを喫し、リーグ戦11敗目を記録。今季5位以下が確定し、4位までが得られるUEFAチャンピオンズリーグ出場の出場権を逃している。ユナイテッドが現行のシステムのチャンピオンズリーグとなってから出場権を失うのは初めての事であり、ヨーロッパリーグの出場権も得られない7位で終わる可能性が強くなっている。

ユナイテッドのオーナーであるグレイザー・ファミリーはユナイテッドの改革の為に2億ポンド(約340億円)の投資を準備しているともいわれているが、この資金はモイーズ監督の手元に渡ることはないかもしれない。なお、正式な後任監督候補にはドルトムントのユルゲン・クロップ、オランダ代表のルイス・ファン・ハール、そしてレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティの名前がクラブのリストにあるとのこと。

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