4月12日に行われた2015年アフリカネイションズカップ予選、モーリタニア対モーリシャスの試合で記録が生まれた。モーリタニア代表FWケルスリー・アプーがこの試合に出場し、アフリカの代表チームで最高齢出場記録を更新したのである。
それまでの記録はカメルーンのレジェンドであるロジェ・ミラ氏が保持していた42歳と39日。それをアプー選手は大きく更新し、43歳と354日という記録を作った。
なお、上には上がおり、アメリカ領ヴァージン諸島代表のマクドナルド・テイラー選手が46歳と217日という数字を残しており、世界最高記録ではない。
しかし、アプー選手にはまだ世界最高記録を達成できるチャンスが残っている。
20日に行われるモーリシャス戦のセカンドレグで得点をあげれば、国際試合での世界最高齢得点記録を塗り替えることができるのである。
なお、これまでの最高齢記録はシンガポール代表のアレクサンドル・ジュリッチが2012年のマレーシア戦で決めた42歳と105日となっており、アプー選手はそれを1年以上も更新できる可能性がある。
なお、ジュリッチ選手もまだ現役であるが代表からは引退しているため、再び更新される可能性は低い。
なお、2位は上記のロジェ・ミラ氏の42歳と39日、3位がスタンリー・マシューズ氏、4位はザンビアの伝説カルシャ・ブワルヤ氏が保持している。