4月8日にベガルタ仙台の監督から解任されたグラハム・アーノルド氏。
既に来季の去就については噂されており、パース・グローリー、ニューカッスル・ジェッツ、そしてシドニーFCと接触があるという。
アーノルド氏本人も「Aリーグを恋しく思う」と話し、オーストラリア復帰を希望していると『Telegraph』が報じた。
Telegraph
グラハム・アーノルド
「私はクラブに残ることも出来た。しかし私はプロフェッショナルとして幸せではない状況たったので、今それを妥協する覚悟はなかったんだ。
私は社長との間で、チームに関しての良い会話をしていた。しかしアンバランスにも感じた。
また、私が望んだ構成に対して若干の抵抗も感じられた。そして社長は説明した。今年の終わりまでチームを変更することは出来ないと。
この時点で、我々は終わりにすることに決めた。私は残りの給与を求めることはしなかった。そして握手をした。
私は幸せになりたいし、自分が信じるものを危険に晒されたくはない。しかし、誰もクラブより大きくはないのだ。
私はこれほどまでに熱心に働いたことはなかった。しかし、浦和との試合ではコミュニケーションに問題が生じたためにゲームプランを変更することが出来なかったんだ。私はそれに非常にイライラしたよ。
Aリーグを恋しく思う。私はこの挑戦を望んだ。海外でコーチをすることに憧れた。再び海外に行くか行かないかは分からない。しかし、それはどちらにしても素晴らしい学習体験であった。
未だかつてないほど、オーストラリアの少年の育成が恋しい。人生には情熱が必要なんだ。それは単なる仕事ではない。
私は戻ってAリーグで指揮を執りたい。しかし、今のところは休暇を取り、次に何が起こるかを確かめる必要がある」
Sydney Morning Herald
グラハム・アーノルド
「私は社長に直接話した。チームの年齢層に満足していないと。チームに多くの変更を加えることが出来なかったし、歳を取った多くの選手たちが変化に抵抗しているとね。あたかも誰か他の人がチームを指導しているように感じていると。
そして、クラブの方向性を議論するための会議の席を立った。彼らはスポンサーとサポーターを考慮する必要があると話し、私は『それを理解する』と言った。それが我々が共に達した最終的な結論だった。
物事は、私が思ったような形に動いてはいなかったし、我々は別の道に進むことに合意した」