4月9日、韓国の各メディアは「イーランド・グループがソウルでプロサッカークラブを創設し、2015年Kリーグ・チャレンジに参加することを目指す」と報じた。
イーランド・グループは韓国の複合企業。元々はアパレル販売の会社として創立されたが、その後事業を拡大しショッピングモールやレストラン、テーマパーク、ホテルなどの経営、さらに建設業なども手がけるコングロマリットに成長。2006年には韓国の小売業の中で2番目の店舗数を構える会社となった。
昨年にはセブン&アイ・ホールディングスと提携し、「MIXXO」「SPAO」というブランドで日本にも進出したことでニュースとなった。
イーランド・グループはかつて1992年にイムマヌエルFCを買収し、1998年までイーランドプーマFCというクラブを運営していた歴史があり、サッカー業界とも縁が深い。
イーランド・グループは14日の午後に記者会見を開いて公式発表を行うとともに、プロサッカー連盟に書類を提出する予定であるという。
また、本拠地となるソウル特別市もクラブ創設に前向きで、肯定的な話し合いが行われているという。ホームスタジアムは1988年の五輪のメイン会場としても知られる蚕室総合運動場が使用される見込みである。