バイヤー・レヴァークーゼンのドイツU-19代表MF、ユリアン・ブラントに対する関心が国内外で高まり、獲得競争がヒートアップしている。
ドイツの各年代の代表でプレーしてきた17歳の若き攻撃的MFは、今年1月にヴォルフスブルクからレヴァークーゼンへ移籍。その1ヵ月後、シャルケとの試合でブンデスリーガデビューを果たすと、さらに3日後のPSG戦ではCLデビューを飾るなど、今年に入ってからメキメキ頭角を現してきた。
ここに来てマンチェスター・シティがドイツの新たな才能に注目しているようだが、大きな問題に直面していると『People』が報じている。というのも、既にチェルシーやマンチェスター・ユナイテッドが彼に興味を示しているほか、リヴァプールのブレンダン・ロジャーズ監督も個人的に視察を行ったとのこと。特に現在プレミアリーグの首位を走るリヴァプールは来季のCLを見据えて選手層に厚みを持たせる必要があり、そのためにブラントをチームへ加えることを考えているようだ。
もちろんレヴァークーゼンも彼を早々に手放すつもりはないが、チームは今年に入ってから公式戦で既に10敗を喫しており、順位も得失点差ながら5位までダウン。来季のCL出場権獲得に向けて厳しい戦いが続いている。