マンチェスター・ユナイテッドとチェルシーはガラタサライの攻撃的MF、ヴェスリー・スナイデルに興味を持っているようだ。『Daily Star』は、ユナイテッドからスナイデルに間接的な接触があったと伝えている。

2010年にインテルで三冠を達成し、南アフリカW杯でもオランダ代表を準優勝へ導く活躍を見せたスナイデル。その後は怪我や監督交代により調子を落としたものの、2013年1月に移籍したガラタサライで再びチームを牽引する存在となり、今季のCLベスト16入りにも大きく貢献した。そのスナイデルに関して、ガラタサライのスポーツコーディネーターを務めるビュレント・トゥルン氏は、ある種の申し出があったことを明かしている。

トゥルン氏によると「スナイデルはマンチェスター・ユナイテッドから昨年の夏に間接的なオファーがあったが、受け入れられなかった。」という。ただこれは、ユナイテッドがフアン・マタを獲得する以前の話であり、当時と現在では状況は少し異なりそうだ。

一方で、ガラタサライのウナル・アイサル会長はチェルシーがスナイデルに興味を示していることを明かし、その額についても次のように語った。

「もしチェルシーが1500万ユーロ(およそ21億円)以上で交渉しようと言うなら、私はスナイデルに許可を出すよ。彼がもし移籍を望むならね」

チェルシーの指揮官は現在、インテルでスナイデルとともに欧州の頂点に立ったジョゼ・モウリーニョ監督が務めており、29歳のオランダ代表MFにとっては安心感のある移籍先と言えるかもしれない。


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