現地時間2日、アメリカ・アリゾナ州グレンデールでアメリカ対メキシコの親善試合が行われ、2-2で引き分けた。

試合は前後半で明暗がくっきり分かれる展開となった。前半は動きの重たいメキシコをアメリカが支配し、この冬にイタリア・ローマからカナダ・トロントFCへ移籍したマイケル・ブラッドリー、長身FWのクリス・ウォンドロウスキのゴールで2点をリードする。しかし後半、メンバーを入れ替え一変したメキシコがキャプテン、ラファエル・マルケスのヘディング、1月の韓国戦でハットトリックを達成し衝撃の代表デビューを飾ったアラン・プリドのゴールで追い付くと、そのまま2-2の引き分けに終わった。

なお、この試合では元ドイツ・ユース代表でバイエルン・ミュンヘンに所属する18歳ユリアン・グリーンが後半、アメリカ代表としてデビューを果たしている。

6月のブラジル・ワールドカップ本大会に出場する両国はこれで来月の最終メンバー発表前に予定されていた試合を全て終えた。

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