『AFP』は「ヘルシンボリ対ユールゴーデンの試合前日にファンの衝突が発生し、一名が頭部外傷で死亡した」と報じた。
春秋制で行われているスウェーデン1部リーグ、通称アルスヴェンスカンは30日が開幕戦。ヘルシンボリ対ユールゴーデンは名門同士の注目カードであった。
しかしその前日、ストックホルムで両チームのサポーターが衝突する事件が発生。30名以上が警察に拘束され、少なくとも5名以上が負傷し治療を受けていた。
そして日曜日の午後、開幕戦を前にして再び衝突が発生。これによって負傷した44歳(43歳という報道もある)のユールゴーデンサポーターが病院に運ばれ、キックオフから数分後に重度の頭部外傷のため息を引き取った。
このニュースを知ったユールゴーデンサポーターは、試合開始から40分がたったところで「人殺し、人殺し」と叫び始め、ピッチに侵入する者も表れた。主審はこれを受けて試合の中断を決定している。
AFP
警察広報担当者
「被害者は頭を殴られている。試合の前に多くの問題が発生した。我々はどうにか彼らを分断させ続けたが、一人一人は常にそれから抜けることが出来、衝突を発生させた」
AFP
イェスパー・ヤンソン ヘルシンボリSD
「悪い一日であった。男性の家族にとって、サッカー界全体にとって、さらに社会全体にとって悲劇的な出来事だった」