3月25日、『Fox Sports』は「元オーストラリア代表FWハリー・キューウェルは、26日に記者会見を開き現役引退の意向を発表する」と報じた。

ハリー・キューウェルは1978年生まれの35歳。かつて“ヤング・リーズ”の一員としてCL準決勝に進出するなど活躍を見せ、若くしてオーストラリア代表の中心選手となったアタッカー。

その後は多くの怪我に悩まされながらもリヴァプール、ガラタサライでプレーし、2011年に母国のメルボルン・ヴィクトリーに入団。初めてオーストラリアのクラブに所属した。

2012年に退団した後はイングランド復帰を希望していたが契約先が見つからず、短期間カタールのアル・ガラファに所属した後に昨年メルボルン・ハートに加入。これまで15試合に出場して3ゴールをあげている。

しかし怪我で前半戦を棒に振ったほか、現在も肋骨を痛めて2週間の離脱が決定するなど、体の状態は決して良くはなかった。

そしてワールドカップまで3ヶ月となり、オーストラリア代表のメンバーに選ばれる可能性が低くなったこともあり、現役を退く決断をしたという。

記者会見は本日14時に行われる予定となっている。

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