2008-09シーズン以降、移籍金による収入が多かった30クラブを『football-observatory.com』が発表。(5大リーグへの移籍)

【表示が緑になっているポルト、パレルモ(セリエB)、ベンフィカ、アヤックス、ポーツマス(英4部)は現在5大リーグに属していないクラブ】

2008-09シーズン以降、5大リーグのクラブが支払った移籍金の合計は12.49ビリオンユーロ(約1.7兆円)。 そのうち、67.7パーセントが同じく5大リーグに属するクラブに支払われていて、残り32.3パーセントは5大リーグ以外のクラブに支払われているという。

また、5大リーグに属するクラブへ支払われた移籍金のうち同じリーグからの移籍に4.78ビリオン€(約6741億円)、別の5大リーグからの移籍には3.68ビリオン€(約5190億円)が支払われているそう。

5大リーグ以外に支払われた移籍金のうち同じ国の下部カテゴリーからの移籍に0.82ビリオン€(約1150億円)。 別の5大リーグの下部カテゴリーからの移籍には0.12ビリオン€(約169億円)。 UEFAに属する5大リーグ以外のクラブからの移籍には2.13ビリオン€(約3000億円)、そして、UEFAに属さないクラブからの移籍(Jリーグはここに該当)に0.96ビリオン€(約1350億円)が支出されているそう。

(言葉での説明より、Twitterのリンクにあるページを見てもらったほうが分かりやすいです。。)

5大リーグへの移籍で収入が最も高かったのは332ミリオン€(約468億円)のトッテナム。2位は意外にもレアル・マドリーで303ミリオン€(約427億円)。

トッテナムはご存知ギャレス・ベイルに加え、ラファエル・ファン・デル・ファールト、ルーカ・モドリッチ、ピーター・クラウチ、ダレン・ベント、ディミータル・ベルバトフ、ロビー・キーンといった選手たちをこの期間に売却している。

そのベイルを獲得したレアル・マドリーは今季エジル、イグアイン、アルビオル、カジェホン、ペドロ・レオンといった選手を売却しており、 それ以前のシーズンで言えば、 ファン・デル・ファールト、 ヴェスリー・スナイデル、アリエン・ロッベン、クラース=ヤン・フンテラール、アルバロ・ネグレド、ロビーニョ、ジュリオ・バチスタといった面々を売却し収入を得ている。

そして、5大リーグ以外から3位にランクインしたポルトで言えば、ファルカオを筆頭に、フッキ、アルバロ・ペレイラ、フレディ・グアリン、ラウール・メイレレス、ブルーノ・アウヴェス、 アリ・シソコ、リサンドロ・ロペス、ルチョ・ゴンサレス、リカルド・クアレズマ、ジョゼ・ボジングワら売却している。

それ以外にも売り手筆頭ともいえそうなウディネーゼがしっかり7位にランクインしていたりなど色々と興味深いところがある。

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