ワールドカップ開幕まで残り100日を切っており、4年に一度の祭典への期待は膨らむばかり。日本代表の快進撃を期待するのは当然の事であるが、ワールドカップで新たなスターが誕生する瞬間を見たいと心待ちにしているファンも多いだろう。

今回は、おなじみの『CAUGHTOFFSIDE』がワールドカップで輝く可能性のある若手を10人ピックアップしているのでご紹介しよう。

ティボー・クルトワ

国籍: ベルギー
所属: チェルシー (アトレティコ・マドリーへローン移籍中)
ポジション: GK
代表歴: 13キャップ 0ゴール

クルトワは21歳ながら既に世界のサッカー界で屈指のGKである。多くの名選手たちと比較されており、今後15年ベルギー代表がGKで悩む事はないといわれている。チェルシーからアトレティコ・マドリーへローン移籍中の間に41試合に出場。20試合でクリーンシートを達成している。

セルジュ・オーリエ

国籍: コートジボワール
所属:  トゥールーズ
ポジション: DF
代表歴: 8キャップ 0ゴール

将来を大きく期待される右サイドバックであるオーリエは、アーセナルへの移籍も昨年から噂されており、トゥールーズでは素晴らしいパフォーマンスを披露している。21歳のオーリエは今季のリーグ・アンで5ゴール、6アシストを決めており、右サイドバックとして驚異的な存在となっている。彼のパワフルなランニングやクロスがディディエ・ドログバやジェルビーニョがリンクする時、日本代表は苦しい展開を強いられるかもしれない。

ラファエル・ヴァラヌ

国籍: フランス
所属: レアル・マドリー
ポジション: DF
代表歴: 5キャップ 0ゴール

弱冠19歳ながらレアル・マドリーでレギュラーを務めているヴァラヌ。代表キャップはわずか5試合だが、これは負傷による影響だ。レアル・マドリーでは既に60試合以上出場しており、バルセロナとの過去4戦のクラシコではチームを2つの勝利と1つの引き分けへ持ち込む活躍を見せている。

ウィリアン・カルヴァーリョ

国籍: ポルトガル
所属: スポルティング
ポジション: MF
代表歴: 2キャップ 0ゴール

アンゴラ出身ながらポルトガル代表を選択した巨漢ボランチ。今季セルクル・ブルッヘからスポルティングへ復帰するとプレシーズンマッチでのチャンスをものにして開幕からアンカーに定着。リーチの長さやフィジカルなど体躯を活かしたディフェンスでフィルター役を務め、チームの守備に安定をもたらした。その勢いは留まらず、2013年11月のスウェーデンとのW杯プレーオフ第2戦に途中出場し、ポルトガル代表にデビュー。いきなりの大舞台だったが、アンカーを務め上げ、ゲームをクローズする役割を全うした。

ポール・ポグバ

国籍: フランス
所属: ユヴェントス
ポジション: MF
代表歴: 8キャップ 1ゴール

「マンチェスター・ユナイテッドが現在苦しんでいるのは2012年の夏にポグバを失ったから」と囁かれるほど、ポグバはユヴェントスへ移籍して大きく華開いた。昨季はユヴェントスのスクデット連覇に大きく貢献。今季はレギュラーとしてプレーしており、昨年の12月には欧州最優秀若手選手に選ばれている。

アレックス・オックスレイド=チェンバレン

国籍: イングランド
所属: アーセナル
ポジション: MF
代表歴: 14キャップ 3ゴール

負傷離脱によって数ヶ月戦力を離れていたが、エミレーツ・スタジアムへ戻ってきたチェンバレンは14試合で3ゴール5アシストと大きな輝きを放っている。2月のバイエルン戦でも傑出したパフォーマンスを見せており、非凡さを魅せつけており、中盤でもウィングでもプレーできるユーティリティ姓はイングランド代表にとって大きな武器となるだろう。

マリオ・ゲッツェ

国籍: ドイツ
所属: バイエルン
ポジション: MF
代表歴: 27キャップ 7ゴール

3700万ユーロでバイエルンへ移籍したゲッツェは21歳ながら既に27試合の代表キャップを保有。小さなプレーメーカーは攻撃的なポジションであればどこでもプレーすることができる。バイエルンでは既に30試合で10ゴールを奪うなど得点能力も抜群。代表では過去7試合で4ゴールを記録している。

ラヒーム・スターリング

国籍: イングランド
所属: リヴァプール
ポジション: MF
代表歴: 2キャップ 0ゴール

昨季リヴァプールでブレンダン・ロジャースに見出されて以降、19歳のスターリングは大きな成長を遂げている。今季は6ゴール、3アシストとリヴァプールの躍進を支える存在となっており、プレミアリーグで最もエキサイティングな若手選手の1人であるのは間違いない。ロイ・ホジソンのイングランド代表において当落線上の選手から抜け出す日は近いだろう。

ジョエル・キャンベル

国籍: コスタリカ
所属: アーセナル (オリンピアコスへローン移籍中)
ポジション: FW
代表歴: 31キャップ 9ゴール

2011年ゴールドカップのコスタリカ代表で、同年8月にアーセナルと5年契約。ワークパーミットが発行されなかったため、ロリアンへローン移籍。昨季はベティス、今季はオリンピアコスへローン移籍している。オリンピアコスでは36試合で10ゴール、12アシストの大活躍。チャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で決めたゴールで有名になった。21歳のストライカーは力強さとスピードを兼ね備え、豪快な突破から強烈なシュートを放つことができる。

ロメル・ルカク

国籍: ベルギー
所属: チェルシー (エヴァートンへローン移籍中)
ポジション: FW
代表歴: 27キャップ 5ゴール

この2シーズン、ルカクはプレミアリーグで素晴らしいストライカーとなれることを示してきた。昨季のWBA、今季のエヴァートンで61試合に出場。28ゴールを奪っている。代表では27試合でわずか5ゴールと、代表でのサッカーに慣れるのに苦戦しているが、もし彼がワールドカップでステップアップを果たすようであれば、ベルギー代表はダークホースとなるに違いない。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介