3月19日、イタリア・セリエAのラツィオは「セルビア代表FWフィリップ・ジョルジェヴィッチの来季加入が決定した」と発表した。
"Sono Filip #Djordjevic, il nuovo giocatore della #Lazio!" https://t.co/sa6Q0qzScc
— SS Lazio (@officialsslazio) 2014, 3月 19
フィリップ・ジョルジェヴィッチは1987年生まれの26歳。左利きながらも右足もほぼ問題なく使える器用さを備え、大柄ながらドリブル突破も得意としている、万能性の高いストライカー。
名門ツルヴェナ・ズヴェズダ(レッドスター)の下部組織出身だが、レンタル先のラド・ベオグラードで活躍し、その後フランス2部で低迷していたナントでブレイクした。
一時期は簡単なシュートを全く決められず、逆にとても難しいシュートを軽く決めてしまうという癖から得点数が伸びなかったが、12/13シーズンに急成長を見せ20ゴールを奪い、ナントを一部昇格に導いた。
彼の契約は今季で切れることから、冬の段階でクラブが売却する可能性が高いと言われていたが、選手本人が残留を明言し、チームに残っていた。
なお、ナントはギニア代表FWイスマエル・バングラの獲得時に二重契約となっていたことによって補強禁止処分が言い渡されており、今夏と来冬に他のクラブから選手を加えることは出来ない。