ギリシャ1部のアリスに所属するMFアンドレアス・タトスはリーグ第29節、PAOK戦でフリーキックによるゴールを決めた。
キーパーの眼前でスッと逆方向へ落ちるブレ球フリーキックが炸裂!
このゴールで先制したアリスだったが、その後オウンゴールで同点とされると試合は1-1の引き分けで終了している。 ちなみに、タトスがゴール後にユニフォームを脱いで見せた黒のシャツに書かれていたのは「Don’t give up the fight(戦うのを諦めるな)」の文字。現在、リーグ最下位に沈んでいるチームの現状を受けてのメッセージだろう。
テッサロニキを本拠地とするこの両チームの対戦はダービーマッチであり、この試合では計11枚のイエローカードにレッドカード2枚が乱れ飛ぶ荒れた展開となり、両チームに退場者が出ている。
ギリシャ代表への招集歴もあるタトスは24歳のレフティー。センターハーフやトップ下でプレーし、テクニカルかつ運動量も兼ね備えており、ドリブルや精度の高い左足を武器とする選手である。