3月5日、スーパースポーツ・ドットコムは「ナイジェリア代表監督を務めるスティーヴン・ケシ氏が、メキシコ戦に出場したDFレオン・バログンが骨折したと話した」と報じた。

レオン=アデレミ・バログンは1988年生まれの25歳。ナイジェリア人の父とドイツ人の母を持つハーフで、ベルリン出身。

主にハノーファー96やヴェルダー・ブレーメンのセカンドチームで活躍し、2012年にフォルトゥナ・デュッセルドルフへと移籍した長身DFである。

彼は3月5日に予定されていたメキシコとの親善試合に向け、離脱したジョセフ・ヨボの代わりとして急遽ナイジェリア代表に初招集されていた。

メキシコ戦ではハーフタイム明けにマイケル・ウチェボと交代し、デビューも飾ることに成功。しかしその20分後に空中戦での競り合いの後、ピッチ脇に配置されていた看板に激突し、アズバイケ・エグウェクウェとの交代を余儀なくされてしまった。

ナイジェリア代表のドクターを務めているイブラヒム・ギャラン氏の診断によって足を骨折していることが明らかになり、ドイツで手術を受けることが決定。早くて8週間、長ければ4ヶ月の離脱となる見込みとなり、ワールドカップに出場する夢の実現も厳しくなってしまった。

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