スロベニア人のマリヤン・プシュニク監督が就任した昨季、14位という成績に終わったアビスパ福岡。
シーズン終盤には運営資金不足が表面化するなど厳しい一年となったが、一方でチーム全体の組織力はアップし、積極的なプレッシングを武器に失点は前季の68から54まで低下。7月には昇格プレーオフ圏内の6位まで順位を上げるなど良い時期もあっただけに、プシュニク監督が続投する今季はシーズンを通して安定したパフォーマンスを保てるかが鍵となりそうだ。
今オフは課題だったゴール前での精度を高めるべく、2010シーズンにJ1で14得点をあげたストライカー、平井将生(G大阪)を獲得。強化費が限られているなかでエースの城後寿や坂田大輔。昨季ブレイクした石津大介などのアタッカー陣が残留したほか、懸念の左サイドバックにも阿部巧(松本)、武田英二郎(横浜FMから期限付き移籍)という実力者を補強している。
福岡は昨年11月、2014シーズンに向けた新しいホーム(1st)ユニフォームを発表。そのスポンサー入りの正式なモデルが20日に発表され、背中に新スポンサーのブロードマインド、左袖にこちらは継続となるふくやのロゴが入ったユニフォームが公開された。(デザイン詳細などはこちらの記事で。→『原点回帰』のアビスパ福岡、2014ユニフォームは「藤色」を取り入れたストライプ)
アウェイ(2nd)は定番の白で、昨季も採用した、「蜂が一斉に飛び立つ」巣、また“整然と”並んだ強度の高い、最も“効率的な”構造とされる「ハニカム構造」柄を継続。昨季よりも更に洗練されたデザインにした、とのことである。
パンツスポンサーは、あまおう苺 加工販売所「伊都きんぐ」を展開するエモテントと新たに契約。
GKモデルは、赤のホーム、緑のアウェイという組み合わせ。なお、今季も全モデルに差し色として、クラブの前身である「藤枝ブルックス」のカラー、藤色が取り入れられている。
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