9日に行われたプレミアリーグ第23節で、最下位フラムをホームに迎えたマンチェスター・ユナイテッド。
首位アーセナルの敗北と2位マンチェスター・シティの引き分けを見届け、7位のユナイテッドにとっては是が非でも勝ち点3を奪いたい試合。デイヴィッド・モイーズ監督率いるチームは前半19分にスティーヴ・シドウェルの先制弾を許したものの相手を攻め立て、79分にロビン・ファン・ペルシー。1分後にはマイケル・キャリックが決め逆転。このまま試合は終了するだろうと多くの人が考えていた。
しかし、94分、中盤の高い位置でフラムにボールを奪われると、最後はこぼれ球を元イングランド代表のダレン・ベントに押し込まれ同点。まさかの展開に、昨季まで“赤い悪魔”の指揮を執っていたアレックス・ファーガソン氏もスタンドでこの通りである。
なんとも分かりやすいビフォーアフター。(向かって右はイングランドのポップ歌手、ミック・ハックナル)
痛恨の引き分けで勝ち点2を失ったユナイテッド。CL出場権を得られる4位リヴァプールとの勝ち点差も9へと開いている。なお、ベンチに入った日本代表の香川真司だが出場はなかった。
【試合のハイライト】