24日に後半戦が再開されたドイツのブンデスリーガ。初日は首位バイエルンが3位ボルシアMGのホームへ乗り込み、マリオ・ゲッツェとトーマス・ミュラーのゴールで2-0と快勝。連覇へ向けて好スタートを切った。

「ストップ・ザ・バイエルン」の最有力候補として注目されるドルトムントは主力の負傷が相次いだこともあり、前半戦を終えて4位。現在も長期離脱中のネヴェン・スボティッチに加え、マッツ・フメルス、イルカイ・ギュンドーアンが戦列を離れているが、先日のデュイスブルクとの練習試合では6-1の勝利を収め、25日の再開初戦はホームに8位のアウクスブルクを迎える。

そのチームで今季、ロベルト・レヴァンドフスキとヌリ・シャヒンに次ぐ出場時間を記録しているのが、MFケヴィン・グロスクロイツ。今季は本職の2列目ではなく主に右サイドバックとして出場しており、長所である走力とアグレッシブな姿勢を最後まで貫き通せる豊富なスタミナ、そして勝利への強い意志を武器に攻守で躍動。後半戦も活躍が期待される25歳のMFのシーズン前半戦をプレイバックしてみたい。

ファン投票による前半戦のリーグ最優秀サイドバックに選出されたグロスクロイツ。昨年6月以降ドイツ代表からは遠ざかっているが、この調子を維持できればブラジルW杯出場も十分狙えそうだ。

ちなみに、香川真司と仲が良かったことでも知られており、香川のマンチェスター・ユナイテッドでの現状を憂いている一人かもしれない。


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