南アフリカW杯を控えた2010年2月、レッジーナへ移籍した2002年以来となるJリーグ復帰を果たした横浜F・マリノスの中村俊輔。
以降、中心選手(2011シーズンからはキャプテン)として再びチームを牽引し、8位、5位、4位と順位の方も徐々に上げてきた。そして2013シーズン、開幕6連勝でスタートダッシュに成功したチームは優勝争いを繰り広げ、ラスト2戦の連敗でまさかの2位に終わったものの、個人としては2000シーズン以来となるJリーグMVPを獲得。史上初の複数回受賞者となった。
元日、国立でリーグ優勝チームのサンフレッチェ広島を2-0で下し、自身初の天皇杯制覇を達成した元日本代表MFの2013シーズンのプレーを振り返る。
J1で33試合に出場し、自身最多の10ゴールを記録。2014シーズンはACLとの掛け持ちとなるが、35歳の司令塔はきっとそこでも“違い”を見せつけてくれるに違いない。