2013シーズン、1年で退任したジョルジーニョ監督の後任として、2000年から2005年にかけて指揮を執ったトニーニョ・セレーゾ監督を再び招聘した鹿島アントラーズ。
そのセレーゾ監督は5節のセレッソ大阪戦で、クラブ史上初のリーグ戦通算100勝を達成したが、J1では上位をキープしつつも勝負強さを欠く試合が目立ち、7月以降リーグ戦での完封はわずか2試合。最終節を前に手にした3位の座もサンフレッチェ広島との最終戦で幻と消え、5位という成績に終わった。
セレーゾ監督は2014シーズンも続投することとなったが、長くチームを支えた元日本代表DF岩政大樹が退団。新戦力として、ジュビロ磐田のMF山本脩斗を獲得したほか、筑波大のFW赤崎秀平、帝京大可児高のU-17日本代表MF杉本太郎という注目の若手選手の加入も決まっている。
鹿島は24日、2014シーズンに向けた新ユニフォームを発表。ホーム(1st)はチームカラーであるディープレッド(県花のバラの色)をベースとした濃淡のチェック柄を採用。鹿島灘、霞ヶ浦、利根川など水に囲まれたホームタウンを象徴する紺パンツとの伝統的な組み合わせを継続し、ソックスは対戦相手に合わせて選択できるよう2種類用意された。
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アウェイ(2nd)はチームがこれまでに獲得した国内タイトル16のうち、特に11冠目以降は5回が白のユニフォ-ム着用の試合で勝ち取ったものであったことから、引き続きビクトリーホワイトがベース。ホームに合わせる形でこちらもクラブエンブレムのグレーと組み合わせたチェック柄となっている。
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Nikeのチェック柄と言えば・・・。
国内は無冠に終わった鹿島だが、8月7日に行われたスルガ銀行チャンピオンシップでは前年のコパ・スダメリカーナ王者、ブラジルのサンパウロを3-2で撃破。見事連覇を飾っている。