レアル・マドリーのホームスタジアムであるサンティアゴ・ベルナベウを改修する予定があると、スペインメディア『MARCA』が伝えている。
およそ85.000人のキャパシティを誇り、UEFAのエリートスタジアムにも指定されているサンティアゴ・ベルナベウ。スペインでは現在、バレンシアがスタジアムの拡張計画を発表し、アスレティック・ビルバオも今季新たな本拠地となるサン・マメス・バリアをオープン。さらにはバルセロナもカンプ・ノウの改修に着手するとの報道も出ており、スタジアム関連のニュースが多くなっている。
記事によると、細かい契約には至っていないものの、レアル・マドリーはドイツの建設会社「GMTアーキテクト」と交渉中にあるようで、スポンサー契約など経済面で話が折り合えば、詳細の建築計画が発表される見通しだという。
レアル・マドリーといえば、サンティアゴ・ベルナベウの命名権の売却をアメリカのマイクロソフト社と交渉していると連日伝えられてきた。他の企業とも交渉は進められているようで、これらの背景にはどうやら、スタジアムの改修計画も関係していると見られている。
ちなみに、サンティアゴ・ベルナベウとは1950年代のレアル・マドリー黄金期当時の会長の名前。1955年から現在にいたるまで、およそ60年間受け継がれてきたスタジアム名である。