12月14日、アフラム・オンラインは「クラブ・ワールドカップに出場しているアル・アハリのエジプト代表FWムハンマド・アブトリカの怪我は、全治6週間と診断された」と報じた。
アブトリカは今回のクラブ・ワールドカップを現役最後の舞台と位置付けて戦いに望んだが、初戦となった広州恒大との準々決勝でハムストリングを負傷し、ハーフタイムでピッチを去ることを余儀なくされた。その診断結果は全治6週間となり、5位決定戦の出場は絶望的に。
当初の宣言通りこの大会を最後にキャリアを終えるとなれば、非常に不本意な形での締めくくりを迎えることになる。
そして15日には、ロイター通信が「アル・アハリのムハンマド・ユースフ監督は、ムハンマド・アブトリカの引退を引き留めるよう説得する意向を示した」と報じた。
記事によれば、ユースフ監督はこのように話したという。
ロイター
ムハンマド・ユースフ アル・アハリ監督
「彼の引退はまだ公式に発表されたことではない。我々はまだ彼を必要としているんだ。重要な選手であり、大きな価値を持つ選手なんだ。それは年齢で評価されるべき事じゃない。そして、わずか1試合で将来を決めるべきじゃない」
ロイター
マルチェロ・リッピ 広州恒大監督
「私は彼(アブトリカ)の素晴らしいキャリアを賞賛したい。しかし、万が一にもこれが彼の最後の試合になるとしたら、それはとても不幸なことだ」