来年のワールドカップでイタリア対イングランドの試合などが開催されるマナウスのスタジアム建設現場で立て続けに2人の作業員が死亡した。

土曜日の朝、マナウスのアリーナ・アマゾニアの建設現場で22歳の作業員、マルクレウド・ジ・メロ・フェヘイラさんが屋根で作業中にケーブルが折れ35メートルの高さから落下。病院で息を引き取り帰らぬ人となった。

そしてわずか数時間後、ブラジルのメディアが報じる所によれば、49歳の作業員、ジョゼ・アントニオ・ダ・シウヴァ・ナスシメントさんが同スタジアムで亡くなったとのこと。ジョゼ・アントニオさんは建設作業中に心臓の発作が始まり死亡した。ジョゼ・アントニオさんの家族はスタジアム建設の遅れから限度を超えた作業を余儀なくされたことが死に繋がったと訴えている。

なお、彼らの死亡により死亡事故が起きたワールドカップのスタジアム建設現場は3つ目。現在、ブラジルではスタジアム建設が遅延しており、FIFAの設定した建設期限に間に合っていない事が問題となっている。

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