UEFA(欧州サッカー連盟)は現地時間12日、スペインのビルバオで会合を行い、ペナルティエリア内での反則についてルールの変更を検討していると発表した。
現在、最大で「レッドカード+PK+出場停止」という3つの罰則を受けることになっているペナルティエリア内でのファール。UEFAはこの処分を減らす意向であると、スペインメディア『MARCA』が伝えている。
記事によると、UEFAはこれら全ての条件が揃った場合、レッドカードではなくイエローカードを提示する形で処分を軽減する方針を提案しており、翌年の特別委員会で再びこの議題が話し合われるという。
また、今回の会合では欧州全土開催が決定しているユーロ2020年の開催地について、スペインサッカー連盟がその都市を決定する期限を翌年4月24日としたことも決定している。現在立候補しているのは以下の4会場。いずれも新しいスタジアムとなって。
コルネジャ(エスパニョール)
ラ・ペイネタ(アトレティコ・マドリーの新スタジアム)
ヌエボ・メスタージャ(バレンシアの新スタジアム)
サン・マメス・バリア(アスレティック・ビルバオの新スタジアム)
なお、日本サッカー協会が発行する『サッカー競技規則 2013/2014』によると、退場が宣告される反則は以下の7ケース。
・著しく不正なファウルプレー
・乱暴な行為
・相手競技者またはその他の者につばを吐く
・意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナルティーエリア内でゴールキーパーが行ったものには適用しない)
・フリーキックまたはペナルティーキックとなる反則で、ゴールに向かっている相手競
・技者の決定的な得点の機会を阻止する
・攻撃的な、侮辱的な、または下品な発言や身振りをする
・同じ試合の中で二つ目の警告を受ける
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