12月13日、QPRのトニー・フェルナンデス会長は公式サイトで40000人収容の新スタジアムを建築する計画を発表した。
サイトによれば、QPRは西ロンドンのオールド・オーク・エリアの再生プロジェクトの一環として、40000人規模の新スタジアムを建設する予定であるという。
グレーター・ロンドン・アソシエーションとハマースミス&フラム自治体とパートナーシップを組み、再生エリアの中心にスタジアムを建設し、その周囲に住宅地域、商業地域の創出をもたらす触媒となるとのこと。最終的には50000件の雇用と24000件の住宅を集める予定。これらは現在仮にニュー・クイーンズ・パークと呼称されている。
公式
トニー・フェルナンデス QPR会長
「ロフタス・ロード(現ホームスタジアム)は常にクラブとファンにとっての特別な場所だ。しかし、我々は18000人のキャパシティを超えるスタジアムが必要なんだ。
ここで拡大が可能な選択肢がなければ、他の場所を探さなければならなかった。ハマースミス&フラム自治体との合意を歓迎する。西ロンドンのこの地域の再開発を進めるため、その触媒としてオールド・オークに新しいスタジアムを建設する選択肢が含まれている。
QPRに必要とされる最高クラスのスタジアムが与えられると共に、クラブは今後数年に渡って成長していく。世界最高の都市の一つの地域を発展させる陰の原動力となれることに、非常に興奮している。
地域のビジネス活動を押し上げ、訪問者や観光客を引きつけることとなり、ロンドンに新しい名所を作るだろう」
公式
ハリー・レドナップ QPR監督
「QPRにとっては素晴らしいことだ。それに疑問の余地はない。会長や委員会の長期的な野心を示すものであり、クラブの将来が幻想的であることを予言している。
今後も進歩し続け、より大きなクラブと競争をしたいのであれば、18000人収容のキャパシティでは不可能だ。プレミアリーグのチームであるためには、少なくとも40000人を収容する場所が必要なんだ。
オリンピック・スタジアムに移転するウエストハム・ユナイテッドは、より多くの観客を集めることになるだろう。過去の例からも証明されている。
我々がプレミアリーグに戻ることが出来れば、我々がイングランド・フットボールにとっての大きな力になれない理由はないよ。
会長は大きな野心を抱いている。彼は凄い男だ。委員会も含め、成功に値する男たちだ。
QPRが進歩し、10年以上に渡って成功し続けるのを見たいと思っている。私がその時もここに居る、とは言わないがね! しかし、私は本当にQPRの成功を望んでいるんだ」