先日5日に亡くなったネルソン・マンデラ氏の功績を讃え、今節のプレミアリーグ全試合で1分間の拍手が行われるようだと、『Independent』が伝えている。
人種差別が根強い南アフリカ共和国において、アパルトヘイトの撤廃に全力を注いだネルソン・マンデラ氏。2010年に行われた南アフリカW杯の開催にも尽力を尽くし、サッカー界にも多大なる貢献を果たしたマンデラ氏は、95歳にしてこの世を去った。
今週末はプレミアリーグの他、2部相当のフットボールリーグ、FAカップの第2ラウンド、マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドの試合をはじめ全10会場で1分間の拍手が送られるが、そんなマンデラ氏の功績を讃えるため、今週末のプレミアリーグでは試合前に1分間の拍手が行われる。
フットボール界に他大なる貢献を果たした偉人が亡くなった際、特にイングランドでは、黙祷ではなく拍手で敬意を示す場合が多い。
こちらは昨年、元ウェールズ代表ギャリー・スピードの急逝直後の一幕。数万人が心通わせ、偉大なフットボーラーに別れを告げる非常に感動的なシーンである。
ちなみに、ネルソン・マンデラ氏の逝去にはプレミアリーグ関連の選手たちも様々なコメントを発表している。
セスク・ファブレガス
I had the opportunity to be in South Africa few months ago and I was moved to see what #Mandela meant to its people.
— Sergio Aguero (@aguerosergiokun) 2013, 12月 6
His death is a hard blow but his teachings and his struggle will remain in history. He lives on in our hearts.
— Sergio Aguero (@aguerosergiokun) 2013, 12月 6
セルヒオ・アグエロ
RIP Nelson Mandela. No words to describe the goodness you have brought to this world. Sad to see you go. Inspirational, my only ever hero.
— Vincent Kompany (@VincentKompany) 2013, 12月 5
ヴァンサン・コンパニ
ネルソン・マンデラ氏のご冥福をお祈りします。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ