スーパースポーツ・ドットコムは、「リールのナイジェリア代表GKヴィンセント・エニェアマは、リーグ・アン最長無失点記録更新まであと4分と迫っている」と報じた。
今季イスラエルからのレンタルバックでリールに復帰したエニェアマは、レネ・ジラール新監督の下でレギュラーに固定され、開幕から大活躍を続けている。
彼は9月15日のニース戦で0-2と敗れて以来、10試合に渡って連続でクリーンシートを達成しており、2ヶ月間以上ゴールを破られていない(10月29日のリーグカップは敗北したが、エニェアマは不出場)。その数字は先週末のヴァランシエンヌ戦を終えて945分に達している。
これまでの最高記録は、昨シーズンの11月17日~2月8日の間でパリ・サンジェルマンのサルヴァトーレ・シリグが達成した948分である。
エニェアマは12月3日に予定されているマルセイユ戦でわずか4分ゴールを守り切ることができれば、フランスリーグ最高のゴールキーパーという記録を手にすることになる(なお、ディヴィジョン・アン時代を含めればボルドーのガエタン・ウアールが達成した1176分が最高記録である)。
なお、リールもエニェアマの活躍があってリーグ2位と好成績を残しており、上位争いの直接対決となるマルセイユ戦でクリーンシートを達成できればクラブにとっても非常に大きい出来事となる。